環境省より「平成22年度 微小粒子状物質等曝露影響実測調査」を受注いたしました。
PM2.5に係る環境基準の告示を受け、本調査では、国内におけるPM2.5等実測データを整備し、的確な曝露評価及び健康影響評価に資することが目的とされています。
全国12地点において、PM2.5の質量濃度と成分組成の把握のため、成分分析用サンプラによる試料採取と、その分析・解析を行います。
試料採取には、弊社で開発した「成分分析用サンプラ(MCAS-SJ)」※1が採用されることになりました。
質量濃度の測定(秤量)は、相対湿度を35±5%、温度を21.5±1.5℃にコントロールしたクリーンルームで行います。成分分析は、サーマルオプティカル・リフレクタンス法※2による炭素成分と、イオンクロマトグラフ法によるイオン成分を行います。
弊社はこれまでの経験を活かし、大気環境問題の解決に向けてお役に立てるよう、努めてまいります。
※1 弊社で開発した「成分分析用サンプラ(MCAS-SJ)」
成分分析に適した試料を得るために、新方式の分粒機構(スリット型ジェットノズルと回転インパクタ)を採用して、フィルタ上に粒子を一様に捕集できるサンプラです。
(http://www.murata-s.co.jp/main/development/sampler_mcas-sj.html) をご参照ください。
※2 サーマルオプティカル・リフレクタンス法
環境省の大気中微小粒子状物質(PM2.5)測定方法暫定マニュアル 改訂版(平成19年7月)の中で炭素成分分析法として規定されている測定方法で、DRIの炭素分析計を用いて分析を行います。詳細は弊社の技術情報「微小粒子状物質(PM2.5)分析 - 炭素分析編」
(http://www.murata-s.co.jp/sub/tech_info/pm25_tanso_1.html)をご参照ください。
【環境省発注のPM2.5関連の実績】
平成13年-18年度 ディーゼル排気粒子曝露評価検討調査(実測調査):全国16箇所
平成19年-21年度 微小粒状物質等実測調査:全国19箇所
平成20年度 粒子成分バックグラウンド濃度調査:全国 8箇所
平成17年-21年度 そらプロジェクト-局地的大気汚染の健康影響に関する疫学調査
(学童コホート調査)-:全国47箇所
平成18年-21年度 そらプロジェクト-局地的大気汚染の健康影響に関する疫学調査
(幼児症例対照調査)-:全国47箇所
【本サイト内関連ページ】
● PM2.5に係る測定・分析・解析サービスのご案内
PM2.5(微小粒子状物質)の調査(測定・分析・解析)
● PM2.5に係る弊社製サンプラのご案内
大気中浮遊粒子状物質成分分析用サンプラ(MCAS-SJ)
大気中微小粒子状物質サンプラ(MCAS-03)
● PM2.5に係る技術情報
「微小粒子状物質(PM2.5)の測定機器」
「微小粒子状物質(PM2.5)の発生源解析」
「微小粒子状物質(PM2.5)分析 - 炭素分析編」
「微小粒子状物質(PM2.5)分析 - イオン分析編」
「微小粒子状物質(PM2.5) - 秤量編」