Googleが公開している地理情報システム「Google Earth」。世界中の衛星写真を閲覧することができるので、ダウンロードした方の中にはナスカの地上絵やギザのピラミッドなど世界旅行をしてみた方も多いのではないでしょうか。
そんなGoogle Earthですが、最近では環境情報の配信に積極的に利用されています。米国環境庁(EPA)では、有害大気汚染物質の全米での評価結果「National-Scale Air Toxics Assessment (NATA)」の2002年バージョンを2009年6月に公開しており、リスク評価の結果をGoogle Earth上で見ることが可能になっています。「100万人中30人」などのような発がん等のリスク評価結果のほか、道路や道路以外からの発生源寄与割合、ベンゼン等の物質ごとの寄与割合などの情報も提供しています。
この他、「グローバル アウェアネス」というレイヤでは、UNEP(国連環境計画)の「変わりゆく環境地図」というデータがあり、世界各地の森林破壊の様子など、自然環境等の急激な変化が分かるよう過去と現在の衛星写真が見られるようになっています。
他にも様々な環境情報がありますので、ぜひぜひ色々探してみてください。
今はこれらのレイヤ情報は写真と文字の組み合わせで提供されていますが、近いうちに動画などを活用した、よりインパクトのある環境情報の配信が始まるのではないでしょうか。
私たちの身の回りの環境についても、動画など撮影しておくことで将来環境の移り変わりを示す貴重な資料になるかもしれませんね。(福池)

Google Earthのレイヤ「変わりゆく環境地図」:画像はボリビアのサンタクルスの様子