電波障害
【電波障害とは】
- 構造物や建築物などにより電波が遮られたり、反射したりすることによって発生します。前者を遮へい障害、後者を反射障害といいます。また、都市部におけるビルの高層化などから複合的な影響によって、思わぬ地域に影響が生じることがあります。
- 自治体における環境影響評価(環境アセスメント)において、その多くが影響評価項目のひとつに「電波障害」を挙げています。
- 電波障害の解消方法として、共同受信施設の設置(加入)、ケーブルテレビへの加入などがあります。
- 現在の地上アナログ放送が2011年に地上デジタル放送へ移行することが決まっています。アナログ放送とデジタル放送の電波障害のちがいは下記のとおりです。
- アナログ放送の電波障害の特徴
徐々に受信画像が劣化し、見にくい画像になる特徴があります。
- デジタル放送の電波障害の特徴
受信状況が劣化しても「誤まり訂正機能」により画質は劣化しません。ただし、誤まり訂正の限界を超えるとブロックノイズが生じたり、受信ができなくなります。
【電波障害の経緯】
近年、都市部およびその周辺部における土地の高度利用や再開発に伴い、建築物等の高層化、高架構造物の建設などが電波障害の原因となり社会問題としてとらえられています。
電波障害の対策については、法的な規定はなく、自治体における条例などで当事者間の協議による解決を促進しています。
【ムラタの取り組み】
ムラタでは、地域の特性や事業計画を十分に考慮した計画立案、現地調査、予測および対策の検討を行っています。また、地上放送、衛星放送とも同様な対応が可能です。
【用語解説】
- 遮へい障害
構造物によって遮へいされることで電波が弱くなり、画質が劣化します。
- 反射障害
構造物の壁面などで電波が反射し、直接到来する電波と反射波によってゴースト(二重像)が発生します。
- 共同受信施設
電波が良好に受信できる地点に親アンテナを設置し、これをケーブルで分配することによって電波障害を改善する施設
- 地上放送
VHF帯域、UHF帯域を利用したアナログ放送とUHF帯域を利用したデジタル放送があり、前者は一般的な従来からのテレビ放送にあたります。
- 衛星放送
放送衛星あるいは通信衛星を利用した放送であり、BS放送とCS放送があります。
- 地上デジタル放送
UHF帯域を利用したデジタル放送。関東、中京、近畿の三大都市圏の一部では2003年12月から放送が開始されています。
【関連WEBサイト】