FFTとは、高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform)の略称です。フーリエ変換を、デジタル化したものを離散的フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform)と言いますが、これまでその演算には膨大な量の計算を要しました。1965年に米国ベル研究所のJ.W.Cooley と J.W.Tukeyによりこの演算時間を短縮する解法が提唱され<高速フーリエ変換>、広く普及することになりました。
音響や振動といった測定対象において騒音計や振動計のレベルのみでは、その大小しか判断できず、解析と言えば時間領域での解析が主であり、その変化量が何に起因しているのかを求めることは困難です。FFTを利用することによって、どの周波数に変化が生じたか、その周波数は何に起因するものか等を検討することが可能になり、騒音、振動の発生原因及びその静穏対策などを検討することができます。
ムラタのFFTを利用した測定技術が、騒音、振動の各種精密な測定、機器から発する異常な騒音、原因不明な振動、揺れなどの問題を解決するためにお役に立てると思います。ぜひ、弊社にお声をおかけください。お待ちしております。
道路を通過する車両が発する振動周波数の距離減衰と、車両通過後に残留する微振動を観測した。
構造物の揺れと、道路を通過する車両が発する振動の関連性をパワースペクトルとコヒーレンス関数により検証した。■表. 当社で使用する測定機器の組み合わせ例
| 機器名 | メーカー | 型式 |
| 精密騒音計 | リオン(株) | NL-14 |
| 汎用振動計 | リオン(株) | VM-83 |
| データレコーダ | ソニーマグネスケール(株) | PC-204AX |
| サーボ加速度センサ | リオン(株) | LS-20C |
| メモリハイコーダ | 日置電機 | 8840 |
| FFTアナライザ | (株)小野測器 | DS-2000 |