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内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)
【内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)とは】
- 内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)とは、内分泌系に影響を及ぼすことにより、生体に障害や有害な影響を引き起こす外因性の化学物質のことです。
- 「SPEED'98」(1998年5月 環境庁)に内分泌かく乱作用を有すると疑われる化学物質が掲載されました。「表.内分泌かく乱作用を有すると疑われる化学物質」(SPEED'98より)
- 環境ホルモンという言葉は、NHKの科学番組で取り上げられた際の「造語」です。
- ノニルフェノール、4-t-オクチルフェノールおよびビスフェノールAの3物質が魚類に対して内分泌かく乱作用があることが推察されましたが、いずれの物質についてもヒト推定曝露量において哺乳動物への有意な影響は認められておりません。
- 現在では、様々な実験や検証により緊急の規制的措置を必要とするような物質は無いと考えられておりますが、一方でその作用メカニズムなど、解明されていない点も多く残されていることから、今後は化学物質の内分泌かく乱作用に関する環境省の対応方針について記した「ExTEND2005」(2005年3月 環境省)に基づく長期的な研究を推進していくとされています。
<「ExTEND2005」に示す今後の化学物質の内分泌かく乱作用問題に関する対応>
(1)野生生物の観察、(2)環境中濃度の実態把握及び曝露の測定、(3)基盤的研究の推進、
(4)影響評価、(5)リスク評価、(6)リスク管理、(7)情報提供とリスクコミュニケーション等の推進
【内分泌かく乱化学物質がクローズアップされてきた経緯】
近年、日本国内で日常的に使用されている化学物質は5 - 6万種あるといわれています。これらの物質は、現代人の生活には、欠かせない存在となっています。
しかしその一方で、これらの化学物質が、何らかの経路で環境中へ放出されることにより、人をはじめ、生態系に脅威を与えていることは明らかな事実です。
1996年、米国の科学者シーア・コルボーンらによって「Our Stolen Future」(奪われし未来)が出版されました。この本の中で、環境中に放出されたホルモン類似の化学物質が生物の内分泌代謝を乱し、生殖などに影響を与える可能性を指摘しており、以後の環境ホルモン問題の礎となっています。
【ムラタの取り組み】
ムラタでは、最新の分析技術と豊富な経験によって、内分泌かく乱化学物質に対する取り組みに貢献したいと考えています。
一般的に、内分泌系に影響を及ぼす化学物質は、環境中での濃度が微量です。また、プラスチックの原料に含まれる物質が多いため、試料採取には細心の注意が必要になります。そして、分析には高度の技術と高感度な測定機器が必要になります。
ムラタは、最新の測定機器を使い、長年の環境調査から培った技術と実績により大気、環境水、下水のほか、お客様との協議の上、あらゆる試料の分析調査を承っております。
内分泌かく乱化学物質の調査につきまして、何かご不明な点などがございましたら、お気軽にご相談ください。
【使用する測定・分析機器一覧】
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ガスクロマトグラフ/二重収束型質量分析計(HRGC/HRMS)2台
- ガスクロマトグラフ/四重極型質量分析計(HRGC/LRMS)5台
- 液体クロマトグラフ/タンデム質量分析計(LC/MS/MS) 1台
- 誘導結合プラズマ/四重極型質量分析計(ICP/MS)1台
(写真:ガスクロマトグラフ/四重極型質量分析計(HRGC/LRMS))
【関係法令等】
【関連WEBサイト】